歌詞
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いつも何やってるかわかんねぇ、 仕事してんのかもわかんねぇ。
向き合うパソコン、でも俺は昔から仕事だと思ってなかった。 仕事だと思ってやった。 事は何一つ、俺を楽しませてくれなかった。 仕事だと思わずやってきたことが、今この人生に積み重なってんだ。
別に褒めてくれとか言わねぇけど、 俺はずっと自分の道を走ってる。前を向いている。 後ろには誰もついてこないけど、 もしかしたら俺はずっと1人なのかもしれないけど
でも、そんな時横にいてくれる奴が、1人、2人って増えた。 もしかしたらこの先も未来永劫、一緒にいる。わけじゃないと思うけど、 もしかしたらすぐいなくなる奴だって、裏切る奴もいるかもしれねぇし、
「後についてきたわけじゃねぇ」って牙をむいて、 後から刺してくるようなやつも、もしかしたらいるかもしんね。
俺はそんな奴がいるたび、本当に悔しくて、悲しくて、 でも、心がそれで痛んでて止まっちまったら、全員に捨てられる。
そんな人生、そんな人間関係、そんな社会の中にしか生きることができねぇ。 それが現代人の、宿命。なんじゃないかなって思うんだよ。
別に不平不満を吐いてるわけじゃないよ、 お前の中に何があって、俺には何があって、そんなもん誰にもわかんねぇんだよ。
もしかしたら、お前には簡単なのかもしれない。 でも俺にとっちゃ、難しいことばっかだったりするんだよ。
俺が吐いてるこの言葉、このリズム、この音源の中に、 どんな気持ちが入ってるか、お前の心に届くんかなぁ。
だいたい今の時代は、こうやって喋って、AIに投げて、 ドカンと一発、作っちまうのが関の山だろ。大丈夫か?
愛っていうのは、俺の言葉の魂まで汲み取ってくれるのか? そんなこと、わかんねぇ。 わかんねぇからやってる。
どうせ5年先、10年先、全員使ってる。 手書きで書いてる音楽アーティストがすごいとか、そんな時代はもうこない。
プロがどれだけ触るかによって、その音源の魂は生きてくる。
死んでくれ。 そんなことさえも俺たちが決める。君が決める。
こうやって俺は1人喋って音楽を作るけど、 歌詞を書くのも音声入力。なんならこれ歌って書いてんぜ。
でも俺のリアルなリズム感ってのは、お前には絶対に届かない。 なぜかって? それはAIがすべて変えるからさ。
でも、それを踏まえた上で、俺はお前に届けるために、AIを使う。俺のダサい鼻歌じゃ聞き苦しくて俺でも聞けなねぇからよ。
この音源の中にあるのは、AIの魂か? 俺の魂か?
わかんねぇよな。俺だってわかんねぇ。
AIで作った先にあるのが、俺の作りたいもんであれば、 それでいいんじゃねーのかって、思うって話。
残りの5割。そう、それを詰めるのは、俺の言葉と俺の魂。 残りはちょっとの技術かな。
誰にも届かなくたっていい。 でも、誰かに届けたくって書いてる。
もはや書いてんのか、喋ってんのかわかんねぇような書き方だけど、 俺の声はお前には届かないかもしれないけど、 この歌詞は、この歌は、届くかもしれない。
いつか、いつか、いつか。 あぁ──叶えばいいよな。
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AIで曲を作る。このレベルが5秒でできる。「なんかすごい」で終わらせない。AI時代。
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