【AI・デザイン・音楽】新語が生まれるとき、波は起こるか。
こんにちはマサトです。
最近「LLMO」「GEO」「AIO」や「バイブコーティング」など、新しい言葉が次々に出てきています。
こうした新語はただの流行語で終わるのか?それとも、本当に波を生み出す原動力になるのか。本当に面白い時代です。
今回は過去の事例と現在のトレンドを踏まえて、調べてみたので、実体験を取り入れつつこのテーマについて整理していきます。
新語が生まれるときに波は起こるのか?
結論からいえば「起こります」
新語の誕生は、単に言葉遊びではなく、新しいテクノロジーや消費行動の変化を象徴しているケースが多いからです。人は名前がつくと認識しやすくなり、その分野に投資や関心が集中する。結果として、小さくても確実な波が発生します。
まずは己の過去を思い出す。
僕は人生で初めて手にした携帯電話はiPhone 4Sでした。そしてその後、インスタ映え、バズる、既読、など新語が一気に生まれ一般化しました。
ビジネスなら以下の通り(AI要約)
SEO(Search Engine Optimization):1990年代末に登場し、数兆円規模の産業へ成長。
SMO(Social Media Optimization):SNS時代に生まれたが、SEOほどの普及はせず限定的に浸透。
ASO(App Store Optimization):スマホアプリ市場の成長に伴って定着。
VSEO(Video SEO):YouTubeやTikTokで注目されたが、広義のSEOに吸収されつつある。
共通するのは「テクノロジーの変化 → 新語の登場 → 一時的な熱狂 → 概念の整理・定着」という流れ。
当時ここの波が起きた時ビジネスとは無縁に生きていたのであまり知らなかったのですが、残ったのはSEOだけですね。MEOとかはギリ残ってるかな。
現在進行中の新語たち(アメリカ発)
2025年の今、アメリカを中心にいくつもの新語が生まれています。最初にあげたLLMOやバイブコーティングも然り、AIに聞く所以下がアメリカの新語。
AEO(Answer Engine Optimization):AIチャットに答えさせるための最適化。
Agentic AI:自律的に動くAI。小売業界などで注目。
AI slop:低品質なAI生成コンテンツを揶揄する俗語。
AI washing:実態以上に“AI”を強調するマーケティング。
Escapism(エスケーピズム):消費者が求める“逃避体験”をキーワードにしたマーケ戦略。
AIエージェントは日本にもあるものの、AI slop、AI washingは今後日本にも上陸しそうですね。
インプゾンビ→AI SLOPなわけですが、もう少し一般化するとフリーランスが納品するデザインやwebサイトがAI SLOPである。なんて事例も出てきそうです。
手口は簡単。ココナラ、ランサーズで格安募集→サムネ、募集文はAIで完璧に。しかし納品物はゴミ。すぐ想像できるので多くの新人がここに足を突っ込みそう。
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またEscapism(逃避主義)がマーケティング戦略として注目されているのは、単なるトレンドではなく、現代社会が直面する疲労やストレスへの感覚的な応答でもあります。
例えば僕のやっているタイのシェアハウスは現実逃避にはもってこいの環境です。それを大々的に打ち出すマーケ方法が一部熱狂を読んでいるらしいです。
今回、調べた中で初めて聞いた話だったのでもう少しここを深掘りしていくのも楽しそうだなと思っています。
上を目指して苦しくなる時、適度にリフレッシュできる環境を用意しておく。それもまた重要なことだと思っています。
デザイン・音楽分野で生まれた新語
さらに、カルチャーやクリエイティブ領域でもユニークな言葉が登場しています。
Vibe経済:「モノ」ではなく「ムード」を売るという発想。
Chaotic Customisation:自己表現を突き詰めた“カオスなカスタマイズ”。
Recession Pop:不況期に流行したエスケーピズム的ダンスポップ。
Hyper-Rock:ロック×エレクトロ×グリッチを融合した実験的サウンド。
Internet Aesthetics:WeirdcoreやCottagecoreといったネット発の美学潮流。
バズるから個性の突出へ移行したって感じですかね。人間が言語化できないことはAIが行うのは難しい。デザインやムードなどはロジカルとは別の領域にあるため「なんか良い」というバイブスが今後より重視され、そこへの理解がより深まるのかなと思います。
記事の要約
新語が生まれるとき、小さな波は必ず起こる。
歴史的に見ても、SEOやASOのように産業を変えた言葉がある。
2025年現在もAEO、Agentic AI、Vibe経済などが波を起こしつつある。
デザインや音楽の新語も文化的潮流を象徴している。
新語は未来への地図。
言葉は知ることで認知することができ、操ることができます。名称のない事例は記憶に残すことも難しい。
まずは言葉を知り、操る。そうすることで自然と波乗り軌道へと人生を変更できると信じています。
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なんか真面目に書くとAIかどうかよくわからなくなりますね。こう言った記事は総じてnoteにあげています。案外、数字取れるので今から文章を上げるならnoteおすすめです。
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