この記事は僕が凸版印刷にて学んだ広告を作るための手順の一番最初に行うことを紹介します。また研修の内容を実際どうのように活用するのか紹介します。
当時は知ってるけど、活かせてない知識でした。実際に働き、さらに発信を続けることで言語化できるようになったので初めて言葉として残します。
凸版での研修で使われた例えはコチラ↓
凸版で最初の研修内容
ターゲット、ペルソナとは?
コンセプト設計とは?
ターゲットを明確にし、言葉を選ぶ仕事。コピーライターの初期設計です。
ターゲット・ペルソナとは?
🧑🏫「そこの佐藤さん。ちょっとインタビューしても良いですか?」
↓
偶然通った佐藤さん👦🏻「自分のことかな?」と思い振り返る。
↓
様子見を始める。←これがインプレッション
コンセプト設計とは?
特徴と差別化です。
まずはこれだけ。これを広告に落としましょう。実践開始です。
記事、発信に変換する。
ターゲット:日本人
コンセプト:英会話の伸ばし方、独自視点
その上で作るタイトルはコチラ↓
例1→「日本人はシャイ過ぎる。英語は使う努力が大事」
これがクライアントワークになるとコンセプトシートを書き、ペルソナを作り、キャッチコピー10個ぐらい出します。(規模が大きくなるとその10倍出して、寝て、精査して、寝て、精査して5案ぐらいに絞ります。)
今回は楽して脳内完結させています。ターゲット「日本人」は広過ぎるので仕事では使いません。ここは職業別に「デザイナーはシャイ過ぎる。」とかにするとよりデザイナーへ届ける力は増します。
一方でコンセプトが「英会話を伸ばす」なので、デザイナーとは付属しにくい。上手く繋げるなら以下の形です。
例2→「ノマドのWebデザイナーが実践した英会話を1ヶ月で伸ばす方法」
これでも良さそうですが、文章発信ならもう少し練りたい。
この際に使っているのがマナブさんから学んだHarmの法則(ハームの法則)です。元はメンタリストDaigoが日本へ広めた方法です。
健康、成果、人間関係、金
に関わる内容をタイトルに入れて発信します。
またその次に「楽、簡単、効率的」「具体的な数字」を追加します。
ターゲット
コンセプト
ハームの法則
数字や楽さと言った引き文言知識
そうしてキャッチコピーを書きます。僕でも実践にできてない部分も多くあります。小黒さんにも言われました。「できる!っていう人は多くいるけど実際にできる人、やった人はほとんどいない。知識は持ってるだけでは無意味。」
僕もこれだけの内容を1発書きで書けるぐらいには知識を持っていましたが実際どのぐらい使ってるかというと、そこまで多くはありません。サボっちゃうわけです。
ここまでを取り入れてタイトルを編集します
例3→「英会話でデザイナーは給与2倍にできます。努力はたった3ヶ月」
あとはこの言葉と同じ意味の言い換えをAIに100個作ってもらいましょう。それが今の戦い方。AIで出力↓↓
記事内容は英会話の需要性を説きつつ勉強方法の紹介、デザイン×英語で案件を取る方法の紹介です。CtoCの記事には制約がほとんどありません。だからある程度誇張して書くことができます。
大手やB2Bだと「あくまで個人の考えです。」って注釈が必要。しかし個人発信ではこのぐらい誇張した方が見てもらえます。
結局は知識を与えるためなので多少誇張するのは問題なし。発信側は「価値を与えたい」と思っているのでその善意をどう伝えるかに過ぎません。
一見よく見るキャッチコピーだし、「俺でも書ける」って思うかもしれませんが、「なんとな〜くそれっぽく作った文章」と「なぜそのコピーにしたか理由がある。」では大きく違います。理由があれば仮説を立てれます。仮説を作れれば検証ができます。
素人がそれっぽい文章だけを真似して書いているのに企業はお金を払いません。的確な理由が必要です。誰でも書ける時代になったからこそ、よりこの知識は重要です。絶対に上手く行く保証は必要ありません。そんな言葉は存在しません。
大事なのは仮説と検証。その上で失敗したらどう改善するか考えてピンポイントで変更していきます。
ちなみに上記GPTのあげたキャッチコピーよりも深い層に刺すためにはペルソナに親しみある言葉を使ったり、業界用語を使ったりします。また深層心理を連想し、欲しがっている言葉を刺していきます。
自分の事業に当てはめると途端に難易度は上がる
Webflowの発信の際は常に意識してましたが時間とともに風化しました。なので再度取り入れます。また最近では感情の吐露を武器に発信していました。思ったことを殴り書き、共感を産む。しかし難しいことも多くある。カマしてるだけではダメで地盤が必要。大手時代の知識+ここ数年で得た知識を使っていきます。
今後Web春では以下のことを発信していきます。
ターゲット:Web制作・デザインの個人へ
コンセプト:次使える知識の共有(AI、新ツール)
ハームの法則:稼ぐ・仲間
個人へ→Figmaデザイナーならたった1時間でディレクター兼コーダーになれる話。単価も2倍。
ターゲット:Web制作・デザインの担当者へ
コンセプト:AI活用、楽できる。安心できる。
ハームの法則:人間関係・成果
企業へ→AI活用|フリーランスチームで大手企業のクオリティーを作れた理由、AI活用|小人数チームが大手企業の案件を受け、確実な品質を提供できた理由、など
一方でこれからWeb春は採用事業に力を入れます。ここで記事発信するか不明ですが、サクッと書いてみましょう。
ターゲット:過去クライアント・大手担当者・すでに売上のあるスタートアップの社長
コンセプト:積み上がる資産型求人広告の提供
ハームの法則:金・成果
例→エージェントVS求人広告|安いのはどっち?条件に応じて2025年おすすめの手法を紹介します。求人広告はコスパが悪い?年間500本の求人広告を作成したプロがコスパ最強の求人広告を作成します。
こんな感じですかね。本来なら窓6個埋めるコンセプトワークを書くのでここであげてるのはあくまで簡易的です。
Web春はSEO記事だったのでキーワードから逆算して記事を書いていました。しかしこれからはAI無双が起きるので僕の場合は担当者をターゲットにしてSEOもやるけど、それよりも大手のメディア手法を使います。
大手と競っても勝てません。でもインフルエンサーと競っても勝てません。だからカッコ悪く聞こえるかもしれませんが、彼らの下に付きつつ事業を伸ばします。
マナブさんに全力で価値を提供します。小黒さんに全力で価値を提供します。それも僕にしかできない方法で行います。2年間以上一緒に旅しました。だからできることがある。基本は全力で動く、遊ぶ、そして第3の脳になる。小黒さんに負けてるのも、マナブさんに負けてるのも悔しい。心でも敗北してます。悔しい。自分は彼らに負けてる。全て数字で見せられるのが悔しい。仲間一人にも尊敬されない自分が悔しい。
これからも2人の夢を全力で応援して叶える。そのぐらい動けば次、自分の夢だって叶うはず。彼らは本当に人間として素晴らしい。たまにネジ飛んでるよなこともあるけど本当に売れている芸能人は優しいってのと同じようなイメージで、本質が本当に素晴らしい。
何が素晴らしいかって言われると上手く説明できない。だから会いに行ったほうがいい。場所は作れるからね。仙台もエジプトも実際旅するまでこじつけたし、次はタイか九州かな。
ということで今日は文章書いてたら終わりました。最後に小黒さんにお勧めされた本の導入から一言。
君なりにどうすればいいか考えてほしい。 結局のところ、私には何も教えることはできないのだから。私にできるのは君に刺激を与え、思い出しやすいヒントを示すことだけだ
全ての情報はこれです。自分で考えて実践。思い出すためにたまに読み返す。それだけ。知識は大切です。でも行動も同じレベルで大切です。どちらかが欠けてはダメです。
僕は行動多めなので、もう少し勉強します。
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余談1:余談ですが、TikTokマーケのど素人さんはペルソナを作らず、田舎のおじいちゃんですら見るものを作る。と言っていました。この場合田舎のおじいちゃんをペルソナにして、そのおじいちゃんが初めてショート動画を見た時にでも引き込まれる動画にする。というコンセプト設計とも思いました。
しかしペルソナ設計でおじいちゃんにするなら文字を大きくする。見やすい色にする。展開を少し緩めるなどの案が一般的に出そう。しかしそれでは若者は見ない。そのため、彼の手法は新しい領域なのかな。と思いました。非常に面白い考え方です。
余談2:ターゲットは抽象度が高く、ペルソナは具体度が高い。というので使い分けています。時間を節約して数打つ場合はターゲット、一撃必殺はペルソナを作り込みます。
勉強になります🫡
あと、マサトさんが小黒さんからオススメされた本のタイトルが気になりました🫣
“導入から一言”の内容だけでガッと惹きつけられました…